『雪女と蟹を食う』重岡大毅のファン悲鳴!?

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テレビ東京ドラマ『雪女と蟹を食う』をようやく見ることができました。

あれもこれも見たい見たい!で、私は続きがすごく気になるせっかちな性格なので、撮りだめをして一気見です。

『雪女と蟹を食う』は、Gino0808さんの漫画が原作のようです。

作品は元サラリーマンが痴漢の冤罪で失職をしてしまい、家族からも婚約者からも見捨てられ死に行くという始まりです。

始まりのこの設定に心を掴まれました。

突拍子のないこの展開はズルイ!

死に行く直前をクローズアップしているので、不思議な感覚、哀しいいロードムービーで切なさがありました。

 

北(重岡大毅)は、生きる希望や意味を亡くしてしまい自分がこの世に存在する意味がなくなったと消去法での死の選択でした。

一方で、雪枝彩女(入山法子)の方はちょっと怖いですよね。

夫への復讐だなんて。

死の前にドライブをしている時の景色、食事風景、官能的なシーンがポイントだと思っていましたが、まさかここまでのものを重岡大毅さんが挑まれるとは予想外でした。

彼のファンからは悲鳴が聞こえてきそうなぐらい、イメージとのギャップがありました。

ドラマ『家族募集します』でも思いましたが、本当に演技がお上手なんです。

情緒不安定になっていたり、様々な感情が交錯して葛藤している表現などが上手く見入ってしまいました。

重岡大毅さんご自身も『雪枝彩女との深いシーンや未経験のテーマなので、思いっきりチャレンジしたい』とおっしゃっていて、色々と役作りや表現を試行錯誤されたんだろうと思いました。

官能的なシーンのことも…

 

ヒロインの雪枝彩女(入山法子)も役にピッタリだと私は感じています。

原作漫画は読んでいないのですが、掴みどころのないオーラをうまく出されていたと思います。

まるで彼女のために当て書きしたんじゃないの?っていうぐらい素敵でした。

まわりの男性が彼女に振り回される展開も見どころです。

もしもまだ見ていない方がいらっしゃったら、漫画でもいいかもしれません。

引き込まれるのでぜひ見てみて下さい。