『ザタクシー飯店』望むシーズン2!

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2022年7月20日に最終回を迎えたテレビ東京ドラマ『ザ・タクシー飯店 』、深夜にリラックスした気分で見ていた方も多いと思います。

深夜時間帯に美味しい中華店は反則だ~なんて思いつつ、何とか食欲を抑えつつ私も見ていました。

全8話で30分でサクッと終わったのも、放送終了後に余韻を残してくれたと思います。

 

ゴールデンタイムのドラマとは一味も二味も違って、主人公は人気若手俳優・女優ではありません。

主人公のタクシードライバー・鉢巻孝太郎役の渋川晴彦さんが、なんとも渋かったです。

  • こんなにも町の中華店を知り尽くしたタクシードライバーいる?
  • 誘ったら一緒に食事してくれるなんて、人情タップリ!

と、ちょうどいいベテランの味を出しているんです。

ベテランの方は乗客に安心感を与えてくれますよね。

例えば、

  • この路は遠回りになるけど、信号機が無いから実は早く到着する。
  • 今の時間帯は渋滞しているから、通常よりりも何分くらい時間がかかるよ。
  • 〇〇の前の所だね、って目的とを知っていたリ。

タクシードライバーって私も乗車して思いますが、知り尽くしている方だとアタリ!って思います。

 

そして、タクシードライバーと乗客との空間を楽しむとともに、飯テロも思いっきりそそられました。

『ザ・タクシー飯店 』が他の飯テロ系ドラマと違うと感じたのは、完成された料理がポーンと提供されるのとは違って、フライパンの音を感じたり(中華ってジュージューフライパンの上で油を回す音が美味しさを誘いますよね)、調理の工程も見せてくれます。

実際に登場するお店もリアルで、視聴者が『ここのお店今度行ってみよっ』という気持ちにさせてくれるんです。

中華は女性一人ではなかなか入りにくいですが、これだけ長く続いているお店は、味だけじゃなくてご亭主の人柄もいいんだろうなって身近に感じることもできました。

リアリティのあるドラマだし、深夜枠なのでリラックスしながら心地よく最後まで見ることができました。

タクシードライバーと乗客との悲喜交々の人間ドラマもよかったですし、シーズン2を期待したいです。